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  • 執筆者の写真Naoko Moller

英語絵本 増えているボードブック



インターネットで絵本を買うときに、良く説明書きを読まず、クリック。手元に届いてみると、片手に乗るくらいの小さな絵本が届いて、『えっ?これ?』と思った経験はありませんか? (私だけかも。笑)


ボードブックとは 小さい、厚い紙でできた絵本です。



幼児のファーストブックであり、「本はめくるもの、絵があって字があるんだよ。字は左から右に進むんだよ」と最初に「本」の体験ができることを目的としています。


オレゴン州、ポートランドにある個人書店としては世界最大級の書店 Powell Books の児童書コーナーには、たくさんのボードブックがあります。最近増えてきたボードブックではありますが、これほどまでたくさんの絵本がボードブックになって出版されているのは驚きでした。




英語ではダンボール紙のことを cardboardカードボードと言います。ボードブックはダンボール紙でできていて、厚く、角がなく、小さな子どもたちがかじっても、破れないようにしっかりと作ってあります。


安心して、小さな手でめくることができる厚さがあり、ほとんどの本はラミネート加工してあるので舐めても、水汚れも拭き取ることができます。


これなら、少し乱暴に扱っても切れたり、くちゃくちゃになったりすることもなく、気軽に子どもたちに持たせられますね。


ただし…。問題がない訳ではありません。


ボードブックは大きさも限られていることから、文字数が少なくなっていたり、原本と比較するとページがなかったりします。


ですから、読み聞かせには向いていません。あくまでも、 小さな子どもたちが初めて手にする、ファーストブックとして、考えた方が良さそうです。



文字好きの子どもたちを育てるには、まず、身近に本があることから始まると思います。


図書館などでも、扱っているところも増えてきています。おもちゃを持たせるように、ボードブックで生活の中に絵本を取り入れてください。


ぜひ、子どもたちと一緒に読み始めてください。


Happy Reading♪






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