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​お日様に委ねる生活
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オフグリッドの山の中、敷地の一番高いところに我が家は建っていて、

その家の屋根の上に、4枚のソーラーパネルが設置されています。

これが我が家の電力の源で、ここから雨の日以外は家中の電力が太陽エネルギーによって供給されます。

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​最寄りの町から山に入り、舗装されていない道を行くこと25分、水道も電気も来ていないオフグリッド生活をしています。公共の電力会社が提供する送電網(ユーティリティ・グリッド)を引き込んでいない生活です。

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曇っている時は蓄電力は落ちますし、雨の日はお日様が出ていないので、蓄電されません。そんな時は、バックアップに自家発電機を稼働させます。

この発電機で必要な電気を作るために要する時間はわずか1時間。

 

年間で、100時間あまり、発電機のお世話になります。

ソーラークッカー 太陽熱で調理します。最近の私のおもちゃです。
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洗濯は晴れた日の午後。蓄電の様子をみながら。カラカラと滑車が付いている物干しに一枚づつ洗濯ものを干すのは楽しいものです。

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このような晴れの日は、お日様のエネルギーを分けてもらいます。

ソーラーエネルギーは家の電気などを賄うだけではなく、余熱によってお湯も沸かしてくれます。この小さなタンクがソーラーで温められたお湯が入っています。

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ソーラーで温められたお湯は、その後、この温水タンクへと行きます。こちらはプロパンの温水器。夏場はソーラーからの熱いお湯が来るので、プロパン温水器の温度設定はかなり低めにしてあります。それでも、蛇口からは熱湯が出てきます。

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ぬくぬくと暖かい家の中。日本の家に比べると照明は少なめです。

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生で食べきれない野菜は干して保存します。お日様が元気な北カリフォルニアです。これはズッキーニ

家の暖は薪ストーブで
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​生木を切り出すので、燃やす前に乾燥させる必要があります。薪割りは夫の気分転換。一度にすることはなく、ちょこちょこと1時間くらいつづ、割っています。

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我が家のあるところは、1日の中での温度差が大きく、夏の一番暑い日でも、朝は15度から午後になると35度になることも稀ではありません。

エアコンはありません。これでも、ここは、世界で5地域あるという、地中海型気候地域であり、比較的温暖な気候で、エアコンを使わなくても耐え凌げる気候です。

家はレッドウッド杉で天井も高く、機密性の良い家だということも、

大きいかもしれません。

 

外気温をうまく利用、ドアを開けたり閉めたりしながら、家の中の快適温度を保つ工夫をしています。

 

冬の暖は薪ストーブで温めます。

薪ストーブは一階と二階に、二つあります。薪用の木は敷地内から切り出し、一年中、少しづつ、夫が薪を割り、冬に備えます。

夏は、朝、家中の戸の開け放ち、外気と家の中の温度が同じくらいになる、午後1時ごろ、今度は全部閉めきります。こうすることにより、午後の熱い空気が家の中に入ることなく、ひんやりとした空気を家の中に入れておくことができるのです。

夕方5時ごろ、涼しくなって来る頃、今度はまた、ドアを開けます。

広い家で、夫婦二人。これで十分、温度調整は可能ですし、キッチンとお風呂で使うくらいのお湯は十分賄うことができます。

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壁につけてあるのは、インバーターの状態を示すもの。蓄電状態と今、使っているアンペア数が表示されます。

 

パソコン、携帯などの充電器もコンセントに入れっぱなしにすることなく夜には全てシャットダウンします。待機電力もバカになりません。

この数値を見て、蓄電が確認されたら、洗濯機、アイロン、ドライヤーなど電気を食う電化製品を使うようにしています。

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自然の中で、自然のリズムに合った生活を心がけていますが、快適な暮らし。。をするまでには、様々な工夫が必要です。

 

 

それでも、やっぱり、田舎暮らし、山の暮らしはすてきです♪

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