top of page
  • 執筆者の写真Naoko Moller

鹿のツノが生え変わる訳

春から夏へと季節は変わり、毎日の平均気温もグングン上がってきています。

花の季節だった春も終わり、我が家の夏野菜の苗も育ってきています。



この季節、目まぐるしく成長するのは、植物だけではありません。

我が家の敷地は柵があるわけでもないので、色々な動物が住んでいます。もちろん通りすがりの熊もいますが.。


鹿は暑い日、軒下で涼んでいることも度々あります。

人間がいて、守られた空間となり、野生動物にとってはサンクチュアリー(保護区)に

なっているのでしょう。

この写真は3月上旬に撮影したものです。よく見るとツノではなく、まだコブです。



        4月ごろ。毛並みもまだ悪いです。



   5月ごろ 枝分かれが始まってきました。



鹿は暑い日、軒下で涼んでいることも度々あります。

人間がいて、守られた空間となり、野生動物にとってはサンクチュアリー(保護区)に

なっているのでしょう。


今、6月中旬若い雄鹿のツノをみてください。まだ、うっすらと産毛に包まれたツノです。


この雄は2歳。2本に枝分かれしているので2歳と推定されます。来年、これは三つに枝分かれします。その次は4つ。そこからはこの種の鹿は角は枝分かれしませんが、毎年秋には角は落ち、春に新しいツノが出てきます。





シカの角は頭蓋骨の台座の上に骨質(カルシウム)が載ったもので毎年生え変わります。

綿毛のようなものに包まれたツノは袋角(ふくろづの)と呼ぶそうです。


鹿は、食べ物を食べて、余った栄養をツノに送ります。

冬になると、餌が少なくなり、ツノを落とし、栄養をセーブするわけです。

そして、春、また食べるものがたくさんあると、ツノへも栄養を送るということらしいです。


体も大きくなってきて、毛並みもよくなってきました。





きっと間も無く、メス鹿が小鹿を家の近くまで連れてきてくれるでしょう。

それを毎日楽しみにしています。




閲覧数:31回0件のコメント

最新記事

すべて表示

死の選択

bottom of page