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  • 執筆者の写真Naoko Moller

豊かなくらし 

豊かなくらしとは…。「形あるもの」で、くらしを豊かにしてくれるものはなんでしょう。なぜ、それらがあると豊かなくらしに繋がるのかな。考えてみました。


私にとって豊かなくらしをさせてくれる品物の多くは、食器やキッチングッズかな、と思います。有名だから、アンティークだから、高いものだから買うわけではなく、機能的だから、便利だから買うということもあまりありません。


イギリスで購入。英国ならではのジャムポット。入れているフォークはフェアでかったオリーブ用のもの。今は梅干し入れになってます。

物にさほど執着心もなく、何となく、もういいかなというものは、欲しいという人にあげたり、リサイクルショップへ持っていったりします。


桜皮の茶筒はハワイのリサイクルショップで、一つ3ドル。

白いミルクパン。これは牛乳を温める時だけ使います。アンティークショップでたしか7ドル。ピンクの耐熱ガラスのマグは8ドル。



買ったものだけではなく、小学生の時に、少女漫画の読者全員プレゼントに応募してもらったホッチキス、高校生の時にかった豆皿など、まだ手元にあり、使っています。


父が彫ったもの、父からもらったものなどは後生大事にしています。


リサイクルショップで買ったクッキージャーは生ゴミ入れです。

バラの花をあしらったガーリック入れはハワイのリサイクルショップで、同じ柄の入れ物はここのリサイクルショップでみつけました。


お花柄の外側木製、中は陶器のツボはジャムポット。イギリスで購入。今は塩入れ。隣のキノコ型のものは、多分ナッツを割るもの。今はガーリック潰しになっています。



誰がどこで、何を入れていたり、どうやって使っていたのかな?

なぜ、手放したのかな。。

と、思いを馳せたり。



夫ジェイが昔から使っていたもの、この家に付いてきたものもあります。


火力も弱く、不自由なこともありますが、1950年代のウエッジウッドのオーブンコンロはまだ現役です。鋳物のフライパンも40年は経っているもの。調理だけではなく、電子レンジを使わない我が家ではものを温めたりする時に大活躍しています。赤いケトルは、私が20年前に友人からいただいたもの。一緒にここにきました。


それぞれの品物に対する思いと、お皿一枚、カップ一個にまつわる背景、歴史などを想像するのは楽しいものです。


その時々で、自分の中の豊かなくらしの豊かさは変わってくるとはおもいます。

でも、それはまたそれ。


世の中、使い捨ての時代ですが、

私にとって、豊かなくらしとは、古いものであっても、新しいものであっても、好きな物に囲まれて(もちろん人も)、好きなものを日々の暮らしの中で使うこと。


箱に入れて、物置にしまっておくのではなく、食器棚にいれて、ただ眺めるだけではなく、

使いたいです。


好きなものだから、愛情をもって丁寧に使い込んでいくことができる、と言うところに豊かさを感じます。


好きなものだから、丁寧に扱います。



こうやって写真で綴ってみるとかなりあるようですが、実際はまだまだあります。



今日は、お気に入りのティーストレーナーで紅茶をいれましょう。



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