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  • 執筆者の写真Naoko Moller

スローライフの極め

朝晩はまだ10C以下ですが、日中は20C以上になる北カリフォルニア山の中です。

春風が吹き、動物も植物も目覚める季節。

私たち人間も、なんとなく、ワクワク、そわそわとし不安定になる季節です。

(最近学んでいる中医薬膳の先生の受け売りです。笑)




雑草も元気よ伸びてきて、ガーデンの様子も気になります。

とりあえず、ソース用のトマトの苗、ミニトマトの苗、

ズッキーニの苗を注文し、ポーチのプランターには花を植えました。



暖かくなってきたカリフォルニアのお日様を楽しむとともに、

有効に使おうと、ソーラーオーブンを出しました。


昨年日照時間も短くなりかけた、秋口に購入したので、

いまいち気乗りせず、あまり使っていませんでしたが、

これから夏に向けて、身体も起きたので、色々試してみようとおもいます。



ソーラーオーブン、一通りのことができます。

ただ、時間はかかります。

温度管理もかなり気持ちの余裕をもって、

微妙な温度差など気にしない、大きな心がいるかもです。

一体何度になるのだろう、と思ったりしたこともありますが、

毎回違うので気にしなくなりました。







と、いうことで適当人間の私にはぴったり。


きっとお肉の塊とか、チキンスープとか

じっくりお料理には向いているのでしょう。

しかし、我が家では肉は扱わないので、

残念ながら味わうことはできません。



そこで、失敗はないだろうとまず、焼き芋! 

日本のさつまいもがなかったので、

家にあった(多分ジェイの息子がおいていったもの)ヤム芋を焼いてみました。

(よく焼けたのですが、ヤム芋はもともと水っぽく、甘みがさつまいもほどありません。

なので、他の野菜と合わせクリームスープにしました)



それから、昨日は、ゆで卵。爆発しないとどこかで読んだものの、半信半疑。

二つだけ、鍋にいれて、オーブンへ。



それから、ご飯。失敗すると勿体無いので、1合。普通にといで、お水を少し多めに(蒸発するかとおもって)いれて、オーブンへ。


幸い鍋は二つついてきましたので、同時に調理できるわけです。

熱効率をあげるため、オーブンの中は黒く、お鍋も黒いものをつかいます。


待つこと1時間半。途中様子を見ながらの時間計測。




できました〜〜。ゆで卵と白ご飯!



お日様の移動と共にオーブンもどんどん向きをかえていきます。


ゆで卵に1時間半…。

でも、嬉しくって、夫、ジェイは半分あげました。

「味はどう?」とジェイ

「えっ?普通のゆで卵だとおもうよ」と私。





スローライフの極まりですね。


この日の最後は甘酒作り。


温度が60C以上になると麹菌は死ぬので、夕方からの温度でできると判断し

作りました。


大成功。



我が家はストレートの甘酒でご飯はいれません。

かなり濃厚にできあがるので、いただく時は薄めることもあります。


昨日はできた甘酒一部を塩麹に使おうと、塩を入れました。


頂き物の、佐渡の深海塩! 色がついているものが塩麹です。


甘みのある美味しい塩麹となりました。



スローライフ、ただスローに、というのではなく、スローを楽しむことは

やはり頭を使い、段取りし、有効に資源と時間を使う工夫が必要ですね。




今日の元気として、甘酒をいただきます。



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