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執筆者の写真Naoko Moller

Cafe Zen開店に向けて(2)

やっぱり、色は、ブルー&ホワイト。Cafe Zenの私たち、二人とも、ずっと親しんできたこの色。

西洋のものでも日本のものでも、青と白の組み合わせは心引かれる。




早速、ハワイ島の友人のキッチンの青と白のものを少し並べてみる。


この日も外は雨だったけれど、白いビンテージのリネンのテーブルクロスの上に、並んだ皿たちは映えます。




北カリフォルニアの山の我が家にある、日本の、イギリスのブルー&ホワイトもだしてみる。

みているだけでワクワクします。


これから、みんな Cafe Zenに集まることでしょう。






そして、もう一つの青は、「藍」。明治時代、日本を訪れた外国人からジャパンブルーと言われていたとか。日本人に取っては特別な色。




Cafe Zenでは、昔の藍染の着物をほどき、洗ったもので、Cafeで使うものを手作りします。

藍染は染めてから数年は赤みを帯び、落ち着くまで5年ほどかかると言われています。

10年後には深みのある色が定着し、20年後には、冴えて鮮やかに美しくなるといいます。

生きている藍。


Cafe Zenでは、藍染の古布や、それを使った小物を始め、ビンテージやアンティークの

食器や生活雑貨を扱う、小さなアトリエをカフェ内に設ける予定です。




「昔ながらの善いもの、大切に使い込まれた品々を使い、衣食住に重きをおき、それぞれの文化背景を大切に考える」。今、始まろうとしているCafe Zenが大切にすることです。


みなさまと、近い将来岩手県、金ヶ崎、Cafe Zenにてお目にかかることができますように。



モラー直子

矢島峯子


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