昨年秋、仕込んだ味醂をベースメントから出しました。
初めて作った味醂!
味醂の主な材料は、焼酎、米麹、そしてもち米です。
「所変われば言い方も変わる」
近場で焼酎が手に入らないので、同じくらいのアルコール度数のヴォッカで作ってみました。色々なヴォッカがあるようですが、一般的には焼酎と同じくらいの度数、40%だということです。
大きな括りでは、焼酎もヴォッカも同じようなものだということでした。なるほど。
「仕込みは簡単、絞りが大変」
今回の味醂つくりの感想はこれに尽きます!
参考にさせていただいたサイトはこちらです。
ヴォッカ 800cc
米麹200g -300g
酒 大さじ2
もち米 2合(360cc 約320g)
本来餅米は炊くのではなく、余分な水分を飛ばすということで、蒸した方がいいですが、
少し少なめの水で、炊きました。
前日、米2合を研いで、炊飯器にいれて水を1と2の線の間まで減らし、酒を大さじ2杯入れて、おきます。
*メモ*
もち米を浸水。大さじ2杯の酒と水は米の量の70%にする。
酒は芯まで米の水を浸透させる。
水を少なめにするのは、本来蒸すところを炊くので、柔らかくなりすぎを防ぐため。
そして、次の日の朝、炊きます。
「意外に簡単」
ご飯を少しほぐして、ヴォッカを熱々のご飯に入れます。
これで温度が下がり、糀をいれるのにちょうど良い温度になります。
ヴォッカ+炊いた餅米に、糀を手でほぐしながらいれます。
よく混ぜて。
保存瓶へいれて、終わり。
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あとは、じっくりと暗いところで熟成させて、7ヶ月待ちます。
発酵食品の中で、手間としては簡単です!
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勝手な都合で予定より1ヶ月早く搾りました。
搾るのは、一度ざるで漉して、そのあと、コーヒーフィルターでポトポトとこしました。最初からフィルーターでは目詰まりします。
残った味醂粕は、さらしで搾りました。
ちょっと酔いそうになりながら。
「捨てる所なし!」
出来上がったのは、味醂と味醂粕。
さらに、粕ローションなるものにもトライしてみました。
味醂粕20gに水100ccを一晩寝かせ、それにグリセリンをいれて、茶漉しでこしてできあがり。
あまりアルコールには強くないので、顔はさけ、手や体につけています。
味醂粕は早速、味噌仕立てのお鍋にしていただきました。体が芯から温まり、甘みもあり最高の出来栄え!
半年間、待ったかいがありました。
次回は倍量でしこみます。
手作り万歳。ごちそうさまでした。
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