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執筆者の写真Naoko Moller

みりん仕込み+蔵出し

更新日:2022年1月5日


昨年秋、仕込んだ味醂をベースメントから出しました。

初めて作った味醂!

味醂の主な材料は、焼酎、米麹、そしてもち米です。


全部で1600ccくらい搾ることができました。

「所変われば言い方も変わる」

近場で焼酎が手に入らないので、同じくらいのアルコール度数のヴォッカで作ってみました。色々なヴォッカがあるようですが、一般的には焼酎と同じくらいの度数、40%だということです。

大きな括りでは、焼酎もヴォッカも同じようなものだということでした。なるほど。


「仕込みは簡単、絞りが大変」

今回の味醂つくりの感想はこれに尽きます!


参考にさせていただいたサイトはこちらです。


ヴォッカ 800cc

米麹200g -300g

酒 大さじ2

もち米 2合(360cc 約320g)



材料:もち米、麹(今回は寄せ集めた米麹で)、ヴォッカ

本来餅米は炊くのではなく、余分な水分を飛ばすということで、蒸した方がいいですが、

少し少なめの水で、炊きました。




前日、米2合を研いで、炊飯器にいれて水を1と2の線の間まで減らし、酒を大さじ2杯入れて、おきます。


*メモ*

もち米を浸水。大さじ2杯の酒と水は米の量の70%にする。

酒は芯まで米の水を浸透させる。

水を少なめにするのは、本来蒸すところを炊くので、柔らかくなりすぎを防ぐため。



そして、次の日の朝、炊きます。


「意外に簡単」


ご飯を少しほぐして、ヴォッカを熱々のご飯に入れます。

これで温度が下がり、糀をいれるのにちょうど良い温度になります。


ヴォッカ+炊いた餅米に、糀を手でほぐしながらいれます。


よく混ぜて。


保存瓶へいれて、終わり。


*********************************


あとは、じっくりと暗いところで熟成させて、7ヶ月待ちます。

発酵食品の中で、手間としては簡単です!




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勝手な都合で予定より1ヶ月早く搾りました。


搾るのは、一度ざるで漉して、そのあと、コーヒーフィルターでポトポトとこしました。最初からフィルーターでは目詰まりします。





残った味醂粕は、さらしで搾りました。

ちょっと酔いそうになりながら。




「捨てる所なし!」

出来上がったのは、味醂と味醂粕。




さらに、粕ローションなるものにもトライしてみました。

味醂粕20gに水100ccを一晩寝かせ、それにグリセリンをいれて、茶漉しでこしてできあがり。


あまりアルコールには強くないので、顔はさけ、手や体につけています。


味醂粕は早速、味噌仕立てのお鍋にしていただきました。体が芯から温まり、甘みもあり最高の出来栄え!

半年間、待ったかいがありました。


次回は倍量でしこみます。


手作り万歳。ごちそうさまでした。



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