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  • 執筆者の写真Naoko Moller

アメリカの豆腐〜賞味期限の長い豆腐


アメリカでは、TOFUはどんなスーパーマーケットでも売っています。

が、日本のものとは程遠く、「これ豆腐?」と思うほどの違いがあります。

なにせ、指で、豆腐一丁持ち上がるのですから!



長年住んだハワイでは、地元で昔から作られているフレッシュなお豆腐があり、日本の豆腐のような柔らかいものが主流です。普通に賞味期限も短いです。

(これが当たり前だと思う日本人)



しかし、アメリカで一般的に売られている豆腐はオーガニックであっても1ヶ月、2ヶ月と賞味期限が異常に長いのです。






硬くて賞味期限が長いのはどういうこと?

何か保存料が入ってる?と思いがちですが、そうではなく、一度作られた木綿豆腐を(かなり固め)を加熱処理をしているので、つまり出来上がったものを煮て、雑菌処理をしてあるために、賞味期限が長いのです。



硬さも色々ありますが、ブランドによって違い、柔らかいものから硬いもの、Silken, soft, medium, firm, extra firmなどあります。

Silken ( 絹ごし)とあっても、日本の木綿豆腐の柔らかいもののようであったりします。


そのほか、充填豆腐もあります。こちらは、冷蔵ではなく、常温保存できます。

苦汁の入った豆乳をパックに流し込んで固めているものです。日本でも充填豆腐はありますが、これは風味はいまいちですが、とても柔らかく、お味噌汁などにはいいですね。賞味期限も1年あるので、ストックしておくと便利です。


これは高タンパク豆腐。一番硬いもので、サイコロ大に楽々切ることができます。串刺しできるのですから、硬さは想像できるでしょう。





日本の豆腐ではなく、韓国や中国にある、硬い豆腐を想像してみてください。

ちなみに、私はお豆腐を作るようになって学んだのですが、絹ごしと木綿豆腐では製法が違います。絹ごし豆腐は、凝固剤の苦汁を豆乳にいれて、蒸します。木綿豆腐はそのまま固まったものです。そして、硬さは、どれだけ重石で水を切ってるかで決まってきます。


最近では、ようやく、私自身、アメリカの豆腐はTOFUであり、日本人の思うものと違うというところで、納得できるようになりました。


下味をつけている

そして、その食べ方もまるで違います。

そのまま食べることは(あまり美味しくないので)まずありませんが、我が家など、肉を食べない家としては、このかたーーい豆腐が重宝します。


下味をつけたものをオーブンで焼いています

まとめてオーブンで焼いておくと、野菜炒めにしたり、カレーにいれたり、ベジタリアンタコスにしたり、サラダのトッピングにしたりと、とても便利です。


海外に住んでいらっしゃる方々にはおすすめです。ぜひ、一度お試しください。


これから、硬い豆腐を使ったレシピを紹介していきますね。




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