〜冷蔵庫でみつけた七草でお粥〜
1月7日は、「人を大切にする「人日(じんじつ)の節句」と言い、桃の節句や端午の節句などと並ぶ「五節句」のひとつです。
この日に七草粥を食べることで、正月から日常になる区切りをつけ、「1年間健康で過ごせるように」という無病息災の願いが込められているといいます。
最近では、ここハワイでも日系スーパーで七草粥のセットがあったりで、びっくりしましたが、オランダ人の友人Anja Van Wezelの書き込みを見て、忘れてかけていた七草粥を作ることにしました。
早速、代用できるものはあるだろうと思い、早速冷蔵庫へ。
子供のころからお経の用に口ずさんでいた七草。よくわからないものもあったりで、書き出してみました。
春の七草
せり (セリ科)
なずな (アブラナ科)別名:ぺんぺん草
ごぎょう (キク科)別名:母子草
はこべら (ナデシコ科)別名:ハコベ
ほとけのざ (キク科)
すずな (アブラナ科)別名:蕪
すずしろ (アブラナ科)別名:大根
同じものは揃わなくても、探せばあるものです。我が家の冷蔵庫のストックはなかなかでした。笑。
さて何で七草と言い、おかゆにいれたでしょう?
大根 (アブラナ科)
白菜 (アブラナ科)
ルッコラ (アブラナ科)
レタス (キク科)
ディル (セリ科)
イタリアンパセリ (セリ科)
パクチー (セリ科)
ナデシコ科はありませんでしたが、揃うものです。
早速、お粥にしてみました。
並べてみると、セリ科のものは煮込むのではなく、上においたほうが良さそうなので、そうしてみました。もう一つの発見は、セリ科のパクチー、ディルなどは香りが強く、個人的にはあまり好きではありません。(お料理には使うので、買ってありますが)。
自分の好みのハーブや野菜の種類がはっきりとわかりました。勉強になりますね。
好きなものは、なんと言ってもアブラナ科の野菜でした!
季節の節目を形で表し、身体を整える時期です。
日本では自然の景色の変化から、季節の移り変わりを把握する自然暦を使用していました。それから、太陰暦、そして、中国からの二十四節気が伝えられてきました。
時が流れ、形が変わりつつ、私たちの暮らしには根付いています。
行事を祝うと言う、形だけにとらわれないようにしながら、日本人の叡智を暮らしの中にいれて行きたいです。
Happy Spring♪
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