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執筆者の写真Naoko Moller

冬の甘酒

今朝は、温かい、甘酒から。

最近、日本は糀ブーム。普通に甘酒が、それも品質の良いものが、一年中、手軽に買えるようになりました。カリフォルニアでも、私の地元の地酒屋、八海山の甘酒を見つけたのは、ちょっと驚きましたが…。



健康意識の高いこの地域、私の周りの人たちは、Amazakeというと、自然のプロバイオティックがたくさん詰まった(笑)発酵ドリンクであると言うことを知っています。




「甘酒」は夏の季語。夏に多くあった催事に使われ、神に献じる甘酒であったためとか。


でも、私にとって甘酒は温かい飲み物。冬、炉端の周りで、漬物と一緒に出てくるものでした。

甘酒は糀とご飯で作るもの。(私はご飯を入れずに、ストレートの甘酒が好きです)



糀は冬作るものだったからでしょう。

冬の糀は「寒糀」と言って、ゆっくりと発酵させるもの。米どころ、麹どころの雪国魚沼、お寺の門前には糀屋さんもあり、糀を買いにいったものです。



ふわふわ、ほんのり温かい糀を紙の袋にいれてもらいます。


そんな出来立ての糀で作る甘酒。それが、思い出される甘酒です。


そろそろ北カリフォルニアも冬の気配がちらほらと感じられるようになりました。

曇りの日が続くと、家の中はひんやりします。



今朝は、ストーブの火を見ながら、甘酒をいただきました。





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