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執筆者の写真Naoko Moller

車麩の煮物

実家のお寺では、煮含めた車麩を冷たくして、夏食べていました。

煮えたかな、と思ってから、さらに煮含めると、とろとろ、ツルツルになり、

これが「車麩?」

と全く違う食感になります。

油で焼き付けて煮ることが一般的な気がしますが、このシンプルな薄味の煮物もなかなか美味しいですので、お試しください。





たっぷりの水に数時間浸します。

軽く絞って、精進だし汁とともに鍋へ。その時に椎茸も一緒にいれます。

落とし蓋をして沸騰するまでは強火、その後は中火から弱火でコトコト。

落とし蓋がないときは、このように、パーチメントペーパー(オーブンペーパー)をおきます。

 *アルミフォイルは有害物質がでるので、使わない方がいいでしょう。


20分くらい煮たところで、だし汁が足りているか確認、みりんを大さじ2杯くらいいれます。なければ、お砂糖を少し。砂糖の甘さを感じない程度に。

みりんを入れると同時に、にんじんもいれます。


10分くらいしたら、お醤油を大さじ2はい程度いれます。黒く醤油色にならないように。

まだ、煮含めるのでここでは薄味に仕上げておきます。






盛り付ける時のことを考えて、にんじんは、立体的に、長めの乱切りにします。

車麩など、どうしても平べったくなるので、盛り付けは「天小地大」になるようにします。



味見をしながら、適当なところで火を止めます。

もし、味が決まらないようであれば、また食べる前に調整するといいでしょう。

*冷めると味は濃く感じますのでご注意!


これは、新潟から届いた、乾燥ぜんまいを別に調理し一緒にいれました。



一汁三菜の1回目の副菜三種です。

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