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執筆者の写真Naoko Moller

料理は段取り


お料理は段取り良く、手際良く、と言うと簡単ですが、毎日となるとなかなかできません。

時間があるからと言って、できることではありません。


でも、気持ちに余裕がある時、台所仕事に意識を向けて、考えて段取りすると、なかなかうまく行くものであり、できた暁には満足度がアップします。



この季節、我が家で暖をとるのは薪ストーブのみ。

1階と2階にありますが、これに火がはいているとかなりお料理に重宝します。

それだけではなく、なんとか活用したいと、想像力が働きます。 



昨日は黒豆でしたが、今朝は小豆を煮ています。

小豆は浸水時間無しで、すぐ煮えるのでいいですね。


ついでに、明日のスープの下準備で、にんにく、玉ねぎ、人参をみじん切りにして、煮ています。


それから、もちろんお湯を沸かしています。

大きな青いケトルはお皿を洗う時に使います。

(ひねれば蛇口からお湯は出ますが、我が家の皿洗い係のジェイがこうやって沸かして使っています。)


キッチンでは、湧いたお湯でブロッコリーを茹で、ブロッコリーを取り出し、ゆで卵をします。ブロッコリーの半分は明日使う用に冷蔵庫へ。

私の半熟ゆで卵は5分。そのほかは11分で固ゆでにして、明日のサラダに。




隣のフライパンでは、パプリカとにんにくとじっくりと焼いています。これは明日のフムス用。冷やして使うので今日中に下ごしらえをします。


そして、種火のある我が家のアンティークオーブンは常に25度くらいはあるので、今夜の夕食用の食器を温めるのに最適です。


こうやって、2日分のお料理の下ごしらえをしました。


今日はジェイにはこの前作ったカレーの残りを、目先を少し変えて盛り付け、

私は…。

納豆明太子丼!



毎日、ゼロからのお料理はなかなか大変なものです。

ちょっと先まで考えて、下ごしらえができていると、料理する元気もでます。

山の生活の醍醐味です。



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