以前、「子どもたちは絵を読む」という話をしました。
この絵本のレッスンでは、字の少ない絵本を使い、絵を読み、よく観察し、想像力を働かせ、自分でストリーを作っていくと言うことをやって見ました。
今回はスカイプレッスンを受講している高校生のMちゃんのレッスンの様子です。
まず1回目、自分へ音読。
普通に何も意識せず、自分がいつも絵本を読むように「音読」してもらいました。
と、言ってもこの絵本には Good Night , Gorillaと言うフレーズしかでてきませんが…。
2回目。聞き手に語る。ストーリーを作る。
事前に課題として伝えてあり、そのメモをつかいお話しを作ってもらいました。
ただ一つ、今回は読む相手、聞き手がいるということを意識して話してもらいます。
物語風に語るのか、会話調に話が進むのかは自由です。決まりはありません。
1回目より、挿絵の細部に目が行き、状況説明が細かくなります。
気づきがある。
文の始め方。主語がない。時制の間違い、前置の間違い、など、Mちゃんの間違いやすいところ、癖などもわかります。
3回目。訂正していく。
最初から読みながら、2回目で感じた間違いを指摘したり、より良い表現を提案します。
このお話は、三部構成として、それぞれを追って話を進めることができます。
一つは、ゴリラと動物園の管理人(とその妻)のお話。
二つ目は、ゴリラの檻にいるネズミとバナナの話。
三つ目は、ネズミがもっていたバナナに付いていた風船の話。
このようなことを話ながら、最初から、三つのお話しを分けてもう一度、
語ってもらいました。
宿題: 再話。ストリーを続ける。
三つの話を再び語る。
最後のページにある、「ベッドの上のバナナの皮」一体誰が食べたのでしょうか?
と投げかけをして、お話しを続けてもらう。
Happy Reading♪
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