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スローライフの極め

  • 執筆者の写真: Naoko Moller
    Naoko Moller
  • 2019年5月5日
  • 読了時間: 3分

朝晩はまだ10C以下ですが、日中は20C以上になる北カリフォルニア山の中です。

春風が吹き、動物も植物も目覚める季節。

私たち人間も、なんとなく、ワクワク、そわそわとし不安定になる季節です。

(最近学んでいる中医薬膳の先生の受け売りです。笑)




雑草も元気よ伸びてきて、ガーデンの様子も気になります。

とりあえず、ソース用のトマトの苗、ミニトマトの苗、

ズッキーニの苗を注文し、ポーチのプランターには花を植えました。



暖かくなってきたカリフォルニアのお日様を楽しむとともに、

有効に使おうと、ソーラーオーブンを出しました。


昨年日照時間も短くなりかけた、秋口に購入したので、

いまいち気乗りせず、あまり使っていませんでしたが、

これから夏に向けて、身体も起きたので、色々試してみようとおもいます。



ソーラーオーブン、一通りのことができます。

ただ、時間はかかります。

温度管理もかなり気持ちの余裕をもって、

微妙な温度差など気にしない、大きな心がいるかもです。

一体何度になるのだろう、と思ったりしたこともありますが、

毎回違うので気にしなくなりました。







と、いうことで適当人間の私にはぴったり。


きっとお肉の塊とか、チキンスープとか

じっくりお料理には向いているのでしょう。

しかし、我が家では肉は扱わないので、

残念ながら味わうことはできません。



そこで、失敗はないだろうとまず、焼き芋! 

日本のさつまいもがなかったので、

家にあった(多分ジェイの息子がおいていったもの)ヤム芋を焼いてみました。

(よく焼けたのですが、ヤム芋はもともと水っぽく、甘みがさつまいもほどありません。

なので、他の野菜と合わせクリームスープにしました)



それから、昨日は、ゆで卵。爆発しないとどこかで読んだものの、半信半疑。

二つだけ、鍋にいれて、オーブンへ。



それから、ご飯。失敗すると勿体無いので、1合。普通にといで、お水を少し多めに(蒸発するかとおもって)いれて、オーブンへ。


幸い鍋は二つついてきましたので、同時に調理できるわけです。

熱効率をあげるため、オーブンの中は黒く、お鍋も黒いものをつかいます。


待つこと1時間半。途中様子を見ながらの時間計測。




できました〜〜。ゆで卵と白ご飯!



お日様の移動と共にオーブンもどんどん向きをかえていきます。


ゆで卵に1時間半…。

でも、嬉しくって、夫、ジェイは半分あげました。

「味はどう?」とジェイ

「えっ?普通のゆで卵だとおもうよ」と私。





スローライフの極まりですね。


この日の最後は甘酒作り。


温度が60C以上になると麹菌は死ぬので、夕方からの温度でできると判断し

作りました。


大成功。



我が家はストレートの甘酒でご飯はいれません。

かなり濃厚にできあがるので、いただく時は薄めることもあります。


昨日はできた甘酒一部を塩麹に使おうと、塩を入れました。


頂き物の、佐渡の深海塩! 色がついているものが塩麹です。


甘みのある美味しい塩麹となりました。



スローライフ、ただスローに、というのではなく、スローを楽しむことは

やはり頭を使い、段取りし、有効に資源と時間を使う工夫が必要ですね。




今日の元気として、甘酒をいただきます。



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